【レポート】第40回例会を開催しました。

2022年9月15日に、愛知県一宮市のiビルにて、加飾技術研究会 第40回例会を開催しました。前回に続き、対面オンライン会議システムを使ったハイブリッド形式での開催となりました。

会場は感染対策として広い会場でソーシャルディスタンスを確保して実施しました。40名を超える参加者にお集まりいただき、盛会となりました。

講演1:トタルコービオンPLA様「バイオプラスチック~ポリ乳酸を中心に~」

トタルコービオンPLA様は、ポリ乳酸(PLA)等のテクノロジーでリードする企業で、オランダに本社を置き、タイ等でPVAの生産設備を運営されています。最近フランスに第二生産拠点を建設され、2024年に稼働予定との事で事業拡大されています。PLAについて、その特長と、他の樹脂材料を代替する優位性、そしてPLAの市場展望(生産量、地域、成長率、用途展開)についても解説いただきました。
トタルコービオンPLA様 https://www.totalenergies-corbion.com/

講演2:長瀬産業様「ポリ乳酸樹脂製品の最前線、フィルム、繊維編」

長瀬産業様より、ポリ乳酸樹脂製品の最前線として、分野別の需要動向(フィルム、不織布、短繊維)、最近の世界のポリ乳酸樹脂メーカーと生産数量、ご提案材料、PLA繊維の機能性、長瀬産業様の製品のユーザーによる展示会出展の状況などについてご紹介いただきました。ポリ乳酸の市場や技術の動向から具体的な商品への活用まで、大変に理解の深まるご講演でした。
長瀬産業様 https://www.nagase.co.jp/

講演3:星光PMC様星光PMCとセルロースナノファイバー開発

星光PMC様は、製紙用の各種薬品、モノマーやオリゴマー等の化成品、印刷・記録材料用樹脂、粘着剤等の機能性材料のメーカーで、セルロースナノファイバー(CNF)の事業を推進されています。ご講演ではCNFの概要、応用可能性、実用化例を解説いただくとともに、星光PMC様におけるCNF研究の歴史や、CNFの表面処理技術、CNF強化樹脂「STARCEL」の特長、STARCELを樹脂へ配合する等の最新の応用事例について解説いただきました。
星光PMC様 https://www.seikopmc.co.jp/

講演4:アイカ工業様インテリアデザイントレンド分析

アイカ工業様は愛知県名古屋市に本社を置く化成品・建装建材メーカーです。日本で初めてユリア樹脂接着剤を開発され、国内シェアNo.1のメラミン化粧板など多種多様な商品を提供されています。講演では、アイカ工業様のご紹介と合わせて、インテリアトレンド分析についてご講演をいただきました。ミラノサローネ2022レポートとして最新のデザイン事例を解説いただきました。またCMFトレンドとメラミン化粧板トレンドの変遷、メラミン化粧板のデザイン開発についても詳しくご紹介いただきました。
アイカ工業様 https://www.aica.co.jp/

講演5:加飾技術研究会展示会レポート

加飾技術研究会伊藤理事より、加飾関連の2022年上半期の展示会レポートを解説されました。2022年5月の「人とくるまのテクノロジー展2022横浜」、6月の「付加価値ある意匠でザインを実現するものづくり技術2022」「日本ものづくりワールド」「人とくるまのテクノロジー展2022名古屋」、8月の「オートモーティブワールド2022秋」について、展示の写真を表示しながら解説しました。加飾技術研究会では今後も継続して、最新の加飾技術の動向をご紹介していきます。

講演記録(動画)は会員様専用アーカイブ内から閲覧可能です。

名刺交換・情報交換

感染対策に注意の上、会場参加者にて、名刺交換・情報交換を行いました。
また各講演者様のサンプル展示の見学を行いました。

今回、愛知県一宮市で3年ぶりの開催となりましたが、多くの方に会場へお越しいただき、講演に熱心に耳を傾けられ、積極的なご質問や意見交換が行われ、盛会となりました。またオンラインでも100名近い方に接続いただきました。ご参加いただいた皆様、講演者様、誠にありがとうございました。

次回は、11月下旬に大阪で第41回例会を開催予定です。開催ご案内は後日ご案内をいたします。

【2018/5/23】加飾技術研究会 第10回定時総会、第27回例会案内

加飾技術研究会 第10回定時総会、および第27回例会の開催案内です。

————記————

催日:2018年5月23日(火) 13:30~17:00

場所:中小企業会館 9階 講堂
(〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目10−18)

加飾技術研究会 第10回定時総会を開催します。定時総会の後に、第27回例会を開催します。
今回例会では、平野技術士事務所 平野様から、「加飾技術が今後発展し価値を生み出していくために求められる考え方や視点」について解説いただきます。

13:30-15:10 ◆第10回定時総会

15:20-16:20 ◆価値創造と加飾技術-加飾技術による価値創造の試案-(平野技術士事務所 平野氏)

16:20-16:50 ◆会社紹介(株式会社三共プラス)(㈱三共プラス 野出氏)

申し込み期限:5/18(金)

※期限内でも定員(100名)にて締め切りますのでご了承ください。

お申込みは、メール info@kasyoku.org までご連絡をお願いします。
申込書(Wordファイル)をお送りしますので、ご記入の上返信ください。

申込書イメージ: 会員様向け案内 一般向け案内

※メール送信ができない場合はFAX:03-3504-2600へお願いします。

 

【2018/2/13】加飾技術研究会 第26回例会案内

加飾技術研究会 第26回例会の開催案内です。

————記————

催日:2017年2月13日(火) 14:00~17:00

場所:北とぴあ 15階 ペガサスホール
(東京都北区王子1丁目11-1 JR京浜東北線王子駅徒歩3分)

今回の例会では、長年、自動車内外装加飾ならびにフィルム系加飾に携わってきた講師から、各工法の特徴や活用方法、今後の技術動向などについて講演頂きます。

◆自動車内装加飾技術の概要と今後の動向(加飾技術研究会 伊藤顧問)

◆ホットスタンプ加工と新3D加飾技術のご提案(カタニ産業株式会社)

◆会社紹介(パナック㈱)(パナック株式会社)

申し込み期限:1/17(水)

※期限内でも定員(100名)にて締め切りますのでご了承ください。

お申込みは、メール info@kasyoku.org までご連絡をお願いします。
申込書(Wordファイル)をお送りしますので、ご記入の上返信ください。

申込書イメージ:第26回例会案内_未会員様向け_20171226
※メール送信ができない場合はFAX:03-3504-2600へお願いします。

【2018/2/14-16】3次元表面加飾技術展 出展のご案内

2.「3次元表面加飾技術展2018」
 無事に終了いたしました。出展いただいた皆様、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。加飾関係の出展会社様は72社(共同出展社を含む)と前回を大き上回り、他の展示会の加飾関係出展社数を大きく引き離しました。
 展示会レポートは、「コンバーテック5月号」に掲載されます。
加飾技術研究会(加飾研)会員様は、詳細レポートを会員専用アーカイブページで見ることができます。
加飾技術研究会も初めて、正規ブースで会員企業2社様と共同出展いたしました。おかげさまで、名刺交換の来訪者277名(名刺交換なし多数)、当会副会長の桝井の基調講演の資料要望者199名、無料技術相談9件など大盛況でした。

 

 

加飾技術研究会は3次元表面加飾技術展に出展します。

サンプル

出展展示会 : 3次元表面加飾技術展 2018
小間番号 : 3R-03
ブース名:加飾技術研究会

加飾技術研究会は、プラスチック等の加飾に関わる企業・団体・個人等を普遍的・有機的に結び付けるプラットホームを提供し、加飾技術の方向性を創造して、本分野の発展に寄与することを目的とする研究会です。今回の展示会では、下記の対応をいたします。

  • プラスチック加飾の技術相談:加飾でお困りの事の相談をお受けします。
  • 加飾技術研究会の案内、入会のおすすめ:資料の提供、説明をさせていただきます
  • 加飾関係の技術資料の提供、加飾サンプルの展示:加飾技術のトレンド等の資料を提供し、サンプルを展示します。

加飾技術研究会
〒 1050003 東京都 港区西新橋2-8-1 ワカサビル4F
TEL : 090-3038-1290
URL : http://www.kasyoku.org