加飾技術研究会

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アルケマ株式会社

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業務内容

新規用途開発

弊社は80年前よりトウゴマ由来の非可食性油であるひまし油から原料が合成されるポリアミド11(ナイロン11)を「Rilsan」というブランド名で販売している会社です。特徴として柔軟性がありながら、高耐熱・高耐薬品性・高耐加水分解性・低吸水性を有する点が挙げられ、自動車燃料チューブ等で長らく使用されています。 弊社では高意匠性グレードとしてRilsanの透明シリーズ・フィルム向けシリーズ等の開発を行っております。これらの新たな用途の可能性を自動車内装・加飾業界に見出すため、お客様への訪問、材料のプロモーションやサンプリング、その他技術的なサポートを行っております。 必要に応じて弊社京都テクニカルセンターにてデータの取得、試作品の提供なども行っており、新たな用途開発を行っております。 ご興味のある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。

フィルム用途のための試作等

特にフィルムの用途として、TOM成型等の真空圧空成型への適用を考えております。 弊社ナイロン11は写真のように金属調に簡単に加工する事が出来、さらに金属を蒸着させた状態でも十分にTOM成型に適用する事ができる事が分かっております。写真は布施真空様にて成形頂いた結果ですが、加熱後に十分にフィルムが引き延ばされて車型の形状に隙間なく追従しており、さらに金属調部分も割れることなく車型を金属調に加工する事が出来ます。 このようにすることで植物由来の高耐薬品性フィルムで表面を加飾する事が出来、サステナビリティを訴えかける製品ができるものと考えております。これまでに相当数引き合いを頂いており、現在も対応を行っております。