【レポート】第40回例会を開催しました。

2022年9月15日に、愛知県一宮市のiビルにて、加飾技術研究会 第40回例会を開催しました。前回に続き、対面オンライン会議システムを使ったハイブリッド形式での開催となりました。

会場は感染対策として広い会場でソーシャルディスタンスを確保して実施しました。40名を超える参加者にお集まりいただき、盛会となりました。

講演1:トタルコービオンPLA様「バイオプラスチック~ポリ乳酸を中心に~」

トタルコービオンPLA様は、ポリ乳酸(PLA)等のテクノロジーでリードする企業で、オランダに本社を置き、タイ等でPVAの生産設備を運営されています。最近フランスに第二生産拠点を建設され、2024年に稼働予定との事で事業拡大されています。PLAについて、その特長と、他の樹脂材料を代替する優位性、そしてPLAの市場展望(生産量、地域、成長率、用途展開)についても解説いただきました。
トタルコービオンPLA様 https://www.totalenergies-corbion.com/

講演2:長瀬産業様「ポリ乳酸樹脂製品の最前線、フィルム、繊維編」

長瀬産業様より、ポリ乳酸樹脂製品の最前線として、分野別の需要動向(フィルム、不織布、短繊維)、最近の世界のポリ乳酸樹脂メーカーと生産数量、ご提案材料、PLA繊維の機能性、長瀬産業様の製品のユーザーによる展示会出展の状況などについてご紹介いただきました。ポリ乳酸の市場や技術の動向から具体的な商品への活用まで、大変に理解の深まるご講演でした。
長瀬産業様 https://www.nagase.co.jp/

講演3:星光PMC様星光PMCとセルロースナノファイバー開発

星光PMC様は、製紙用の各種薬品、モノマーやオリゴマー等の化成品、印刷・記録材料用樹脂、粘着剤等の機能性材料のメーカーで、セルロースナノファイバー(CNF)の事業を推進されています。ご講演ではCNFの概要、応用可能性、実用化例を解説いただくとともに、星光PMC様におけるCNF研究の歴史や、CNFの表面処理技術、CNF強化樹脂「STARCEL」の特長、STARCELを樹脂へ配合する等の最新の応用事例について解説いただきました。
星光PMC様 https://www.seikopmc.co.jp/

講演4:アイカ工業様インテリアデザイントレンド分析

アイカ工業様は愛知県名古屋市に本社を置く化成品・建装建材メーカーです。日本で初めてユリア樹脂接着剤を開発され、国内シェアNo.1のメラミン化粧板など多種多様な商品を提供されています。講演では、アイカ工業様のご紹介と合わせて、インテリアトレンド分析についてご講演をいただきました。ミラノサローネ2022レポートとして最新のデザイン事例を解説いただきました。またCMFトレンドとメラミン化粧板トレンドの変遷、メラミン化粧板のデザイン開発についても詳しくご紹介いただきました。
アイカ工業様 https://www.aica.co.jp/

講演5:加飾技術研究会展示会レポート

加飾技術研究会伊藤理事より、加飾関連の2022年上半期の展示会レポートを解説されました。2022年5月の「人とくるまのテクノロジー展2022横浜」、6月の「付加価値ある意匠でザインを実現するものづくり技術2022」「日本ものづくりワールド」「人とくるまのテクノロジー展2022名古屋」、8月の「オートモーティブワールド2022秋」について、展示の写真を表示しながら解説しました。加飾技術研究会では今後も継続して、最新の加飾技術の動向をご紹介していきます。

講演記録(動画)は会員様専用アーカイブ内から閲覧可能です。

名刺交換・情報交換

感染対策に注意の上、会場参加者にて、名刺交換・情報交換を行いました。
また各講演者様のサンプル展示の見学を行いました。

今回、愛知県一宮市で3年ぶりの開催となりましたが、多くの方に会場へお越しいただき、講演に熱心に耳を傾けられ、積極的なご質問や意見交換が行われ、盛会となりました。またオンラインでも100名近い方に接続いただきました。ご参加いただいた皆様、講演者様、誠にありがとうございました。

次回は、11月下旬に大阪で第41回例会を開催予定です。開催ご案内は後日ご案内をいたします。

【レポート】第14回定時総会、第39回例会を開催しました。

2022年6月14日に、東京都北区の北とぴあにて、加飾技術研究会 第14回定時総会、第39回例会を開催しました。本イベントは加飾技術研究会として約2年ぶりの対面型のイベントなりました。また同時にオンライン会議システムを使ったハイブリッド形式での開催となりました。

会場は感染対策として広い会場でソーシャルディスタンスを確保して実施しました。40名を超える参加者にお集まりいただき、盛会となりました。

第14回定時総会

定款に定めた成立要件を満たすことを確認し、総会は成立しました。議案は、令和3年度の活動報告と決算報告、令和4年度の事業計画と予算計画、役員選任、広報委員会と事業委員会の統合の件、一般社団法人設立の件であり、各各議案は出席者に承認されました。
議案は会員様専用アーカイブ内に保存しています。

第39回例会

講演1:ストラタシス・ジャパン様、クリモト様 「最新3Dプリント技術とデジタル加飾によるゲームチェンジ」

ストラタシス・ジャパン様より、最新の3Dプリント技術とデジタル加飾についての解説をいただきました。3Dプリントは加飾業界において様々な展開が進んでいるとの事です。最新のデザインツールとその活用事例をご紹介いただきました。クリモト様は金型製造と3Dプリンタ加工事業を展開され、ストラタシスの3Dプリンタの販売代理業務を行っています。最新の3Dプリンタに関心のある方は、ストラタシス様、クリモト様へお問い合わせいただけましたら幸いです。
ストラタシス https://www.stratasys.co.jp/
クリモト http://www.kmkogyo.co.jp/

講演2:島津製作所様 「高速スパッタリング装置による樹脂へのコーティング技術」

島津製作所様より、高速スパッタリング装置による樹脂へのコーティング技術について解説いただきました。島津製作所様は、プラスチック品へダイレクトに密着性のよいスパッタリングを高速処理可能な装置を開発されています。島津製作所様の事業所よりオンラインで、コーティング処理を実演していただきました。
島津製作所 https://www.shimadzu.co.jp/

講演3:日本マタイ様「会社紹介」

日本マタイ様より、会社と製品のご紹介をいただきました。日本マタイ様は東京都台東区に本社を置き、熱可塑性樹脂の押出成形をコア技術として、重包装袋、ネット資材、樹脂加工品などの製造販売を行われています。押出機、ラミネート機、インフレ機など保有し、様々な加工に対応されています。エスマーというエラストマー製シート・フィルムを、塗装代替フィルムとして、自動車のペイントプロテクションフィルム等に展開されています。機能性シート・フィルムの開発はぜひご用命くださいとの事でした。
日本マタイ https://www.matai.co.jp/

名刺交換・情報交換

感染対策に注意の上、会場参加者にて、名刺交換・情報交換を行いました。また各講演者様のサンプル展示の見学を行いました。

講演記録(動画)は会員様専用アーカイブ内から閲覧可能です。

ストラタシス・ジャパン様 3D造形サンプル
島津製作所様 成膜品サンプル
日本マタイ様 フィルム・シート製品サンプル

【レポート】第38回例会(WEB)を開催しました。

2022年3月16日に、加飾技術研究会第38回例会(2021年度第4回)を開催しました。
前回に続きオンラインでの開催となりました。
多くの会員様にご参加いただき、盛会となりました。
講演をいただきました講師の皆様、例会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

開催概要

・開催日 2022年3月16日(火)
・開催形式 オンライン開催・会員向け
・講演1:「エフェクト顔料とその特徴について」(メルク 東 様)
・講演2:「加飾技術の現状と今後の展望および3DECOtech2022展レポート」(加飾技術研究会 伊藤理事)
・「会社紹介」(セイコーアドバンス様)

講演1

「エフェクト顔料とその特徴について」(メルク 東 様)

・メルクグループは世界66か国に展開しています。塗料、化粧品、産業用途で活用される、エフェクト顔料の主な用途、発色原理やその構造、光の干渉、混色技術について解説していただきました。基材別の各種顔料の特徴と、その選び方について紹介いただきました。

講演2

「加飾技術の現状と今後の展望および3DECOtech2022展レポート」(加飾技術研究会 伊藤理事)

・当会の伊藤理事より、加飾技術の概要、今後の自動車加飾技術の動向、サステナブル対応、レジリエント対応について解説されました。また、3DECOtech2022展示会報告として、加飾技術に関連する主な出展者の内容を解説されました。

会員紹介

「会社紹介」(セイコーアドバンス様)

・当会法人会員のセイコーアドバンス様より、会社のご紹介をいただきました。スクリーン印刷インキの専業メーカーとして活躍されています。スクリーン印刷インキの用途、インキの開発、環境への取り組みを紹介されました。

お知らせ

2022年6月14日に、第13期総会および第29回例会を開催予定です。

(文責:加飾技術研究会 事務局)

【レポート】第37回例会(WEB)を開催しました。

2021年11月24日に、加飾技術研究会第37回例会(2021年度第3回)を開催しました。
前回に続きオンラインでの開催となりました。
多くの会員様にご参加いただき、盛会となりました。
講演をいただきました講師の皆様、例会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

開催概要

・開催日 2021年11月24日(火)
・開催形式 オンライン開催・会員向け
・講演1:「カーデザイナーの視点で考えるCMF本来の意義」(ラ・クラ 杉谷様)
・講演2:「最新シボ加工技術と今後の展望」(ワールドエッチング 山本様)
・「下田工業 会社紹介 加飾紹介」(下田工業様)

 

講演1
「カーデザイナーの視点で考えるCMF本来の意義」(ラ・クラ 杉谷様)

・カーデザイナーとして活躍されているla・lura代表取締役の杉谷様より、カーデザインとCMF加飾についての講演をいただきました。自動車内装で活用される先進の加飾事例の解説、北陸地域の伝統技術からみる加飾、UXを発展したUX2の概念など、今後のCMFの展開のための、様々な視点を与えていただきました。

 

講演2
「最新シボ加工技術と今後の展望」(ワールドエッチング 山本様)

・ワールドエッチング様は愛知県一宮市に拠点を置く金型加工メーカです。東京の日本エッチング社、大阪のニューテックス社とともにNWNグループを構成し、海外にも広く展開しています。シボ加工(金型表面に細かい凹凸模様を加工して成形品に転写させる加工)の種類、機能、工程を解説いただき、また最新のレーザーによる加工の詳細とその適用例をご紹介いただきました。

 

会員紹介
「下田工業 会社紹介 加飾紹介」(下田工業様)

・下田グループは商社とメーカーの機能を持ち、オートモーティブ、インダストリーなど様々な領域で活躍されています。工場は福島県で、スタンピング加工等の製品を生産されています。現在推進している先進の3D印刷加飾技術についてご紹介いただきました。フィルムを使用せず、3D形状にダイレクトに印刷し、様々な表現が可能です。

 

お知らせ

2022年1月26日~28日に、東京ビッグサイトで開催される3DECOtech2022へ会員様による共同出展を予定しています。

(文責:加飾技術研究会 事務局)

【レポート】第36回例会(WEB)を開催しました。

2021年9月7日に、加飾技術研究会、第36回例会(2021年度第2回)を開催しました。前回に続き、オンラインでの開催となりました。
多くの会員様にご参加いただき、盛会となりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

開催概要

・開催日 2021年9月7日(火)
・開催形式 オンライン開催・会員向け
・講演1:「プラスチック加飾技術の今後の展開予想(自動車関係を中心に)」
 (MTO技術研究所 桝井様)
・講演2:「製品の高付加価値化に貢献する『めっき』加飾とデザイントレンド」
(塚田理研工業㈱ 川上様)
・「東山フィルム 会社紹介」(東山フィルム㈱様)

 

講演1
「プラスチック加飾技術の今後の展開予想(自動車関係を中心に)」

・当会特別顧問のMTO技術研究所 枡井様より、加飾技術の最新動向について、自動車業界を中心に解説していただきました。加飾技術の採用動向、地域ごとの採用の違い、国際的な自動車メーカーの目標と加飾の概要など、最新動向を、豊富な事例とともに解説いただきました。また今後の加飾の展開(検討中のものも含めて)についての視点についても解説いただきました。

講演2
「製品の高付加価値化に貢献する『めっき』加飾とデザイントレンド」

・塚田理研工業様は長野県駒ケ根市に拠点を持つプラスチックめっきのパイオニア企業です。金型~最終まで一貫の生産対応が可能で、液回収技術などのSDGsへの先進的な取り組みなど、めっき業界の発展に貢献されています。講演では、めっきの基本から技術の深い所まで解説していただきました。3Dプリンタへのめっきや、透光めっき、EMIシールドなど、先進の樹脂めっき技術について紹介いただきました。

会員紹介
「東山フィルム 会社紹介」

・東山フィルム株式会社様より会社のご紹介をいただきました。東山フィルム様は名古屋に本社を構え、最先端のコーティング技術でフィルムに付加価値(機能)を与える会社として、光学干渉膜、機能性ハードコート、粘着コートなどの、幅広い加工技術を保有されれています。加工材料、車載材料、ディスプレイ材料、カスタム(受託加工)の事業領域で活躍されています。様々な加飾技術を持つ企業様と、新しいものを生み出したいという意欲をお聞かせいただきました。

 

お知らせ

次回は、11月にオンラインで第37回例会を開催予定です。
(文責:加飾技術研究会 事務局)

【レポート】第35回例会(WEB)を開催しました。

2021年6月22日に、加飾技術研究会、第35回例会(2021年度第1回)を開催しました。
オンライン開催となりましたが、多くの会員様にご参加いただき、盛会となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

開催概要

・開催日 2021年6月22日(火)
・開催形式 オンライン開催・会員向け
・講演1:「『COLOR FORM』型内塗装による加飾表現の自由度とエコプロセスについて」
(㈱GSIクレオス 上村様)
・講演2:「サーキュラーエコノミー事例と素材紹介」
(㈱エムクロッシング 吉川様)
・「3DECOtech展のご案内」
(㈱JTBコミュニケーションデザイン 萩様)

 

講演1
「『COLOR FORM』型内塗装による加飾表現の自由度とエコプロセスについて」

・Color Form プロセス技術として、KRAUSS MAFFEI社が提案するプラスチックハイブリッド成型技術(IMC:押出+射出、Color Form:射出+注入)のソリューションをご紹介いただきました。Color Formは射出成型機と反応型樹脂注入機の複合2色成型技術で、効率的な連続生産を実現する先進的な型内塗装技術です。Color Formの様々な採用事例と、加飾表現の特徴、そしてプラスチック加飾のエコへのチャレンジとして、環境・エネルギー消費における利点や、普及に向けた今後の取り組みをご紹介いただきました。

講演2
「サーキュラーエコノミー事例と素材紹介」

・サステナビリティ(持続可能性)の課題への対応として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の視点での、素材の豊富な事例をご紹介していただきました。エムクロッシング様が運営されるMaterial ConneXion Tokyoは、会員制マテリアルライブラリー、素材提案コンサルティング、素材の用途開拓、という事業を通じて、「素材を知りたい方」と「素材を発信したい方」をつなぐソリューションを展開されています。

展示会のご案内
「3DECOtech展のご案内」(㈱JTBコミュニケーションデザイン 萩様)

・2022年1月開催予定の3DECOtech展について、主催者のJTBコミュニケーションデザイン様よりご案内いただきました。加飾技術研究会は会員様と共同出展を予定しています。

 

お知らせ

次回は、9月にオンラインで第36回例会を開催予定です。
(文責:加飾技術研究会 事務局)

【会員向け】加飾技術研究会 令和2年度第1回臨時総会 議案承認

加飾技術研究会 会員各位

お世話になっております.

新型コロナの影響が未だに終息しない中,皆様いかがお過ごしでしょうか.

過日に開催いたしました,令和2年度第1回臨時総会の結果を報告いたします.


加飾技術研究会 令和2年度第1回臨時総会 議案承認の件
125会員の皆様のうち,76会員の賛同をいただき,本総会の成立と議
案の承認をいただきました.

令和2年10月30日
加飾技術研究会 会長 長沢伸也

【レポート】第34回例会を開催しました。

2020年1月30日に、東京ビッグサイトで開催の「三次元表面加飾技術展2020」会場内の特設会場にて、第34回例会を開催しました。
会員様のみならず、一般の展示会来場者様も多数参加いただき、立ち見が出るほどの盛況となりました。

開催概要

・講演1:「サーフェイスデザイン最前線」(株式会社ピクセルエー様)
・講演2:「スクリーン印刷で実現できる高付加価値印刷」(帝国インキ製造株式会社様)
・講演3:「ヤマハ発動機における加飾開発」(ヤマハ発動機株式会社様)

・加飾技術研究会プレゼンテーション(共同出展社13社)

講演
「サーフェイスデザイン最前線」

・フランクフルトモーターショー2019動向:VW I.D. やPorsche TaycanのCMFやHMI動向など紹介いただきました。
・異なる分野から読み解く今後の流れ:プレミアムから+快適(ヒト)や+環境(社会)を踏まえた動向を紹介いただきました。

 

「スクリーン印刷で実現できる高付加価値印刷」

スクリーン印刷で実現できる高付加価値印刷について紹介いただきました。特に、センサー対応インキ(赤外線透過インキ、指紋認証センサー用インキ等)の紹介、高精彩インキの紹介を中心に、新たなスクリーンインキの機能について解説いただきました。

 

「ヤマハ発動機における加飾開発」

ヤマハ発動機様のデザイン戦略と、加飾技術アイテムについて紹介いただきました。特に趣味性・嗜好性が高い2輪車の外装部品は、匠のワザに加え、最新の材料・加工技術開発が必要です。フィルムインサートや、塗装、印刷技術 等、幅広く紹介されました。

 

出展企業紹介

加飾技術研究会の共同出展者13社様の企業紹介を行われました。

アイカ工業株式会社様
スペースシステムズ株式会社様
株式会社精工技研様
千代田インテグレ株式会社様
株式会社東洋レーベル様
日研工業株式会社様
日信商事株式会社様
株式会社ニデック様
株式会社ニフコ様
株式会社星製作所様
株式会社名栄社様
株式会社MONAコーポレーション様
株式会社ロンビック様

 

新春技術交流会

講演後、東京ビッグサイト1Fのレストランを貸し切り、懇親会を開催しました。
参加者同士の技術交流が活発に行われました。

 

次回は、5月に東京都内で定時総会・例会を開催予定です。

【レポート】第33回例会を開催しました。

2019年11月14日に、京都テルサ(京都府)で、第33回例会を開催しました。
総勢90名以上が参加されました。

 

開催概要

・講演1:「家電製品にこれから求められるCMFデザイン」(パナソニック株式会社 永田様)
・講演2:「これからどうなる?スクリーン印刷」(株式会社ミノグループ 川井様)
・企業紹介:「村田金箔株式会社」(村田金箔株式会社様)

 

講演
「家電製品にこれから求められるCMFデザイン」

パナソニック株式会社のデザイナーである永田様より、家電製品にこれから求められるCMFデザインについてのご講演をいただきました。
CMFとは、COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISHING(加工)というデザイン・加飾表現の3つの要素の頭文字をとったものです。
デザインに求められることは、大きく変化しているとの事です。ボタンなどがなくなっていく、IoTに関連して操作体験が進化していく、価値が機能から空間的・社会的意味にシフトするといったことがあるそうです。
デザインの3つのキーワードとして「
空間との調和」「用途に適切でストーリーのある素材使い」「使用体験まで含めたトータルデザイン」があるとの事です。様々な取り組みについてご紹介いただきました。
今後、プラスチックを使ったものづくりは継続することが難しくなる状況があります。環境対策と感性価値によって、新しい価値観を皆さんと生んでいきたいとのメッセージで締めくくられました。

パナソニック株式会社
URL: https://panasonic.jp/

 

「これからどうなる?スクリーン印刷」

株式会社ミノグループ 川井様より、スクリーン印刷についてのご講演をいただきました。美濃和紙のお膝元である郡上市で美濃紙業所として創業、養成所の卒業生が全国へスクリーン印刷を普及させたそうです。スクリーン印刷の用途は、衣料用、プリント基板、液晶タッチパネルへと変遷しています。
スクリーン印刷、オフセット、インクジェットなど、各印刷方式の比較について解説いただきました。
ミノグループではスクリーン印刷の耐久性とオフセット印刷の画質を備えた新工法として等の新しい技術を開発され、ウェアラブル、医療機器など新しい分野への展開されています。

株式会社ミノグループ
URL: https://www.mino.co.jp/

 

 

会社紹介:「村田金箔株式会社」

村田金箔株式会社様より、会社ご紹介をいただきました。
村田金箔グループは、村田金箔(本体)、アロー企画(デザイン、加工)、ケーレーザーテクノロジージャパン(ホログラムメーカー日本法人)の組織となっています。創業は慶応元年(1865年)、金箔のものづくりより始まり、箔押しと呼ばれる熱・圧力で転写されるフィルム、セキュリティ用途でも活用されるホログラムなどの製造に加え、特殊加工支援、機械製造販売などの事業を展開されています。美しい加飾による製品の付加価値・アイキャッチ訴求ををお求めの方はぜひ村田金箔様へご相談ください。

村田金箔のサンプル展示

村田金箔株式会社
URL: http://www.murata-kimpaku.com/

 

懇親会

講演後、同施設のレストランを貸し切り、立食パーティ形式の懇親会を開催しました。
参加者同士の技術交流が活発に行われました。

 

次回は、2020年1月30日に東京ビッグサイトで開催の「三次元表面加飾技術展2020」内特設会場で第34回例会を開催予定です。

 

イベントスケジュール

【レポート】第32回例会を開催しました。

2019年9月11日に、一宮駅iビル大会議室(愛知県一宮市)で、第32回例会を開催しました。
総勢80名以上が参加されました。

iビル(愛知県一宮市)

開催概要

・講演1:「車両内外装加飾フィルムの付加価値向上への取組み」(共和レザー株式会社 稲垣様)
・講演2:「環境負荷低減ニーズに対するPP材料開発の取組みとPP系加飾フィルム用材料への応用」(日本ポリプロ株式会社 内田様)
・企業紹介:「アイカ工業株式会社」(アイカ工業株式会社 熊谷様)

長沢会長より開催のあいさつ

 

講演
「車両内外装加飾フィルムの付加価値向上への取組み」

共和レザー株式会社 稲垣様より、車両内外装加飾フィルムの付加価値向上についてのご講演をいただきました。
製品群概要:新しい魅力を演出するテクスチュア「和紙」「高触感革シボ」を「TAKUMI DESIGN」の技術で実現。自動車表皮材、住宅・住設、鉄道車両など様々な用途で活用されています。
外装製品紹介:自動車外装ルーフ加飾「DECOAT」は高耐久加飾層の特殊積層構造で、色柄やエンボス意匠が可能、自動車ルーフに採用された事例をご紹介いただきました。
今後の外装塗装代替フィルム:意匠性や様々な機能付与が可能な、外装フィルム化事例と開発のビジョンを示されました。
光透過フィルムのニーズ:EV化の流れの中で、従来にない表現として「光を使った演出」の先進事例をご紹介いただきました。
触感フィルムのニーズ:内装加飾において、凹凸表現と低価格の面から「触感フィルム」が注目され、その工法と採用事例をご紹介いただきました。
様々な先進の事例を交え、加飾フィルムの付加価値向上についてご講演いただきました。

ドアパネル外装のフィルム加飾サンプル

サンプル見学の様子

共和レザー株式会社
URL: https://www.kyowale.co.jp/

 

「環境負荷低減ニーズに対するPP材料開発の取組みとPP系加飾フィルム用材料への応用」

日本ポリプロ株式会社 内田様より、環境負荷低減ニーズに対するPP材料開発の取組みとPP系加飾フィルム用材料への応用についてのご講演をいただきました。

機能性ポリプロピレン紹介:ポリプロピレンは高いトータルバランスの素材で、幅広い分野で利用されています。日本ポリプロピレン様では、触媒技術、重合技術、配合・材料設計、成形加工により、多様化・高度化する社会やお客様のニーズに対応されています。より強く、より軽く、よりキレイに、という価値を独自技術で実現する製品を生み出されています。
三次元加飾フィルム:フィルム加飾工法において、ポリプロピレンを適用するための課題について解説いただきました。その課題を解決する製品の開発をされています。オールポリプロピレンによるリサイクル性の向上も実現します。

日本ポリプロ株式会社
URL: http://www.pochem.co.jp/jpp/

 

会社紹介:「アイカ工業株式会社」

会員のアイカ工業株式会社様より、会社ご紹介をいただきました。アイカ工業様は1936年創業の愛知県の化成品・建装建材の製造・販売を行う企業様です。
フィルムコーティング用UV樹脂、3次元加飾用ハードコートフィルムについて、技術の背景、機能や物性、アイカ工業様の製品の採用事例についてわかりやすく解説いただきました。

 

アイカ工業株式会社
URL: http://www.aica.co.jp/

 

懇親会

講演後、同会場で懇親会を開催しました。参加者同士の技術交流が活発に行われました。

次回は、11月14日に京都テルサで第33回例会を開催予定です。